陶芸とわたし

早いもので、もう11月。
先日、札幌にも初雪が降りました。
これから長い雪の季節が始まります。


10月は練りこみに始まり、練りこみに終わりました。

コーヒー屋さんからの注文です。
なんでもコーヒー豆の模様に見えるとのこと。
もう少しで出来上がりそうです。


最近は、12月の片口展に向け、ロクロで片口作ってます。
サイズ気にせず作るのって、こんなに楽しかったんだ〜と
なんだか高校生の頃に戻った気分です。


私が陶芸を始めたのは、高校生のときでした。
陶芸部です。
なぜ陶芸だったのか?
それは、クレープと大いに関係があります。


私の通った高校は、田んぼの真ん中にありました。
新しい学校で、まわりは本当になにもありませんでした。
ただ、唯一あったお店がフレンチレストラン。
離れの小屋で、高校生相手にクレープを売ってました。
それはそれは、私の記憶の中で一番おいしいクレープです。
皮がしっとりしていて、中にいれるガナッシュが絶妙でした。


陶芸に何の関係あるんじゃ〜と言われそうですが・・・


くるくる回転するロクロの盤を初めて見たとき
クレープの皮を焼く盤とオーバーラップしたのです!


とってもいいものに見えました。
香ばしい香りさえ思い浮かべました。

これが陶芸とわたしの始まりです。
はい、結局、食いもんです。

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